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AIチャレンジ2023インテグレーション大会 予選


Introduction

 昨年度行った、自動運転AIチャレンジ2022シミュレーション大会と同様に、自動運転AIチャレンジ2023インテグレーション大会の予選大会では自動運転ソフトウェアAutoware.universeと自動運転シミュレータAWSIMを使用します。Setupページ記載の手順に沿って環境を構築し、大会へご参加ください。

About Competition

 皆様には下記の流れに沿って、本大会に取り組んでいただきます。

  1. 与えられたシナリオをクリアできるようなソフトウェアをAutoware.universeをベースに開発
  2. ローカル環境で手順1で作成したソフトウェアを検証
  3. 検証が完了したソフトウェアをオンライン環境にアップロード
  4. オンライン上でシミュレーションが実施され、タイムを計測
    ※最後にアップロードされたソースコードのシミュレーション結果のタイムに基づいて順位を決定します。 (オンライン環境へのご案内は後日行います)

About Autoware

  AutowareとはROS2を使用したオープンソースの自動運転ソフトウェアです。LiDARやカメラなどからデータを取得するセンシング機能、センシングデータを組み合わせて車両の位置を推定するLocalization機能などがモジュールとして存在し、それらが相互に連携することで、自動運転を実現しています。本ソフトウェアは日本国内の公道での走行実験の実績もあります。
  本大会ではAutowareの中でも研究・開発向けディストリビューションであるAutoware.universeを使用します。その他のディストリビューションやAutowareのこれまでの開発の流れについては、こちらを御覧ください。

About AWSIM

 AWSIMはUnity上で動作するオープンソースの自動運転用シミュレータになります。ROS2 nativeに対応していること、WindowsやUbuntuに対応していることから、誰でも簡単に自動運転アルゴリズムのシミュレーションを行うことが可能です。  AutowareでAWSIMを活用した場合、AutowareのノードがAWSIMからセンシングデータをSubscribeし、受け取ったデータを各モジュールで処理を行い、その結果(車両制御情報)をAWSIMにPublishすることで、AWSIM上の車両を制御します。詳細はこちらをご確認ください。 awsim