仮想環境のインストール
依存パッケージのインストール
まずは必要なライブラリをインストールします。
sudo apt update
sudo apt install -y python3-pip ca-certificates curl gnupg
Dockerのインストール
公式ドキュメント通りに以下のコマンドでインストールします。
sudo install -m 0755 -d /etc/apt/keyrings
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/docker.gpg
sudo chmod a+r /etc/apt/keyrings/docker.gpg
echo \
"deb [arch="$(dpkg --print-architecture)" signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
"$(. /etc/os-release && echo "$VERSION_CODENAME")" stable" | \
sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-buildx-plugin docker-compose-plugin
sudo usermod -aG docker $USER
newgrp docker
以下のコマンドで正常にインストールされているか確認してください。
sudo docker run hello-world
Hello from Docker!
と表示されれば正常にインストール出来ています。
rockerのインストール
rockerはDockerコンテナのGUIアプリを簡単に起動できるようにするツールです。
公式READMEではaptからのインストールが推奨されていますが、手順と環境をシンプルにするためにここではpipからインストールします。
pip install rocker
デフォルト設定ではrockerの実行ファイルへのパスが通っていないので、以下のコマンドで.bashrc
に追加しておきます。
echo export PATH='$HOME/.local/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
Autoware環境のDockerイメージ取得
AIチャレンジで使用するautoware環境のDockerイメージを取得します。
Dockerイメージは10GB程度のサイズがあり、ダウンロードには時間が掛かるため有線LANでのダウンロードを推奨します。
docker pull ghcr.io/automotiveaichallenge/autoware-universe:humble-latest
以下のコマンドでダウンロードできているか確認します。
docker images
Dockerイメージがダウンロードできていれば以下のような出力が得られます。
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
ghcr.io/automotiveaichallenge/autoware-universe humble-latest 30c59f3fb415 13 days ago 8.84GB
Next Step
2種類のAWSIMを提供しています。
初めての方は描画なしAWSIMへ、GPU搭載のPCをお持ちの方でよりリッチな開発環境をご用意されたい方は描画ありAWSIMのドキュメントにお進み下さい。