はじめ方
このページではAIチャレンジでの一連の流れを記載します。
オンライン採点環境へのアクセスと提出
Info
オンライン採点環境へのアクセスから提出までの所要時間は5分程度です
本大会では、オンライン環境に提出ファイル(ソースコードの圧縮ファイル)をアップロードすることで自動採点が行われ、順位が決定されます。オンライン採点環境にはこちらからアクセスしてください。
次の3ステップでまずはオンライン採点環境を使ってみましょう!
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自動運転AIチャレンジへの参加申込みがまだ済んでいない方はこちらから登録お願いします。
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申込みを完了し、ユーザー登録がまだ済んでいない方はSlackでの案内に従って登録お願いします。ログイン情報が登録メールアドレスに送られてきます.
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アクセスが出来たら、一度ソースコードの提出をしてみましょう。 下の赤ボタンからサンプルコードの圧縮ファイルをダウンロードして、オンライン採点環境の「UPLOAD」ボタンからそのままアップロードすることで提出ができます。
以下の手順では環境構築から開発、ファイルの提出までの流れを説明します。
必要なもの
Ubuntu PC
推奨環境を満たすPCが必要ですが、推奨と書かれているものについては満たしていなくても動作することは可能です。ただし、推奨よりも低いスペックで動作させる場合ROS2側での実行速度が安定せずシミュレーションの実行の度に挙動が大きく変わってしまう可能性があります。
Warning
Windows環境しかお持ちでない方は、Ubuntu22.04のインストールをお願いいたします。Windows環境と同じディスクにUbuntu環境を入れることもできますが、不慣れな場合Windows環境を破壊してしまう可能性があるため、新しく外付けまたは内蔵SSDを購入したうえでそちらへのインストールをすることを強くお勧めします。
Info
Ubuntuのインストール方法についてはこちらの記事が参考になります。
AIチャレンジの進め方
AIチャレンジではオープンソースソフトウェアを駆使しています。運営から提供されるコードとウェブプラットフォームを利用することで、初期開発フェーズをスキップし、競技のテーマに合わせた開発をすぐに開始できます。 このアプローチには、「車輪の再発明」を避けることができるという大きな利点があります。さらに、誰でも気軽に大会に参加でき、一貫した評価基準で大会を運営できるというメリットもあります。
初めて参加される方々は、先人たちが築き上げた基盤の上に立ち、自動運転に必要な機能がほとんど揃っている状態からスタートします。これからは、コミュニティによる「取り組みの公開」を通じて、競技領域での独自の開発を深めるチャンスです。 さらに、自動運転の理解を深めるために、運営が用意した「Autoware Practice」やROS 2のコミュニティが提供する「ROS 2」の学習プログラムを活用することをお勧めします。
既にチャレンジに参加された方々には、ご自身の経験を公開し、コミュニティに貢献して大会の発展に寄与していただければと思います。皆さんの積極的な参加が、大会をさらに充実させることに繋がります。
AIチャレンジの環境構築
Alt+Ctrl+T
でターミナルを立ち上げてから、以下に従ってコマンドCtrl+Shift+P
で貼り付けた後にEnter
で実行します。
大会用リポジトリのビルド・実行
環境構築が終わってから再度Alt+Ctrl+T
でターミナルを立ち上げてから、以下に従ってコマンドCtrl+Shift+P
で貼り付けた後にEnter
で実行します。
AIチャレンジでの開発の進め方
ビルド・実行が終わってからメインモジュールの解説ページを読みながら実際に開発してみましょう。
※AIチャレンジで開発する上でベースとなるソースコードは大会用リポジトリ内に提供されています。参加者の皆様にはこちらのコードやパラメータをカスタマイズすることで開発を進めていただきますが、Autowareに不慣れな方はまずは入門講座を一通りやっていただくことをお勧めします。
※リポジトリ内のコードを使わず独自に開発する方など、各種仕様について知りたい方はインターフェース仕様、シミュレータ仕様のページを参照してください。
ソースコードの提出
完成したコードの提出はオンライン採点環境から行います。提出は以下の手順で行ってください。
- ソースコードの圧縮
- ローカル評価環境での動作確認
- オンライン採点環境への提出
各手順の方法については提出ページを参照してください。
参考
変更点の取り込み
大会環境の重大なアップデートがあった際には適宜アナウンスがあります。 参考までにこちらに記載しています。以下を実行してください。
Dockerのupdate
docker pull ghcr.io/automotiveaichallenge/autoware-universe:humble-latest
Repositoryのupdate
cd aichallenge2024 # path to aichallenge2024
git pull origin/main
描画ありAWSIMの導入
AWSIMのシミュレーション画面を確認したい方は、こちらの手順に従って描画ありAWSIMの導入を行ってください。
TroubleShooting
Warning
基本的には、ChatGPTやGoogle検索で解決できる項目は多いです。それでも解決しない質問については、エラーのログの抜粋と添付をお願いします。
Q. docker_run.sh: 行 35: rocker: コマンドが見つかりません
A. rockerのインストールをお願いします。
Q. WARNING unable to detect os for base image 'aichallenge-2024-dev', maybe the base image does not exist
A. Dockerイメージのビルドをお願いします。
Q. Dockerがpullできません。
A. newgrp docker
かsudo service docker restart
でdockerの再起動またはUbuntuの再起動をお願いします。